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読み聞かせ童話「弟切草(オトギリソウ)」


鮮やかな黄色い花を咲かせるオトギリソウというのをご存知でしょうか?


花屋さんなどでは、ヒペリカムという名で売られています。


日本では、これを西洋オトギリソウと呼ぶことがあります。


オトギリソウは、漢字では「弟切草」と書きます。弟を切るなんて、なにか恐い名前で


すよね。


 


その名前が付いた由来というのが伝わっています。


昔、鷹匠の兄弟がいました。


鷹匠というのは、強い鳥であるタカの仲間のイヌワシやオオタカやハヤブサを訓


練して、鳥や獣を捕らえる猟をする技を持っている人たちのことです。


鷹は獲物を捕まえる戦いをするわけですから、よく怪我もします。


兄弟は、鷹が傷ついたときの治療薬として先祖から伝わる製法で、弟切草を使っていま


したが、それは秘密であって、誰にも教えてはならないことになっていました。


ところが、あるとき弟はうっかり他の鷹匠に秘密を話してしまったのです。


これに怒った兄は、弟を斬り殺してしまいました。このエピソードから、「弟切草」とい


う名前が付いたのだといわれています。


葉っぱにある黒い斑点は、弟の血しぶきが飛んで残ったものだとされています。


 


植物の中には薬草といって、病気や怪我に効く成分を持っているものがいろいろあります。


漢方薬と言われるものは、それらの薬効を備えているものです。


オトギリソウは、果実が成熟する頃に刈り取って乾燥させたものが利用されます。


また、茎や葉っぱの絞り汁は傷口や打撲症の患部に塗ると、痛みを鎮める効果があると


されています。



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