FC2ブログ
旅も登山も風景や花があって、幸せを感じます。豊かな気持ちになれます。

童話「かわらんべ」

「かわらんべ」とは何のことでしょう?

そうです。河童(かっぱ)のことです。「かわわらべ」と漢字では書きます。

信州の天竜川には「かわらんべ」が住んでいて、川の深いところで泳いでいるとかわら

んべに引き込まれて溺れてしまうから気を付けるようにと、大人たちは子供に教えまし

た。河童は、人間の尻子玉が好物で、それを抜かれると人間は死んでしまうのだという

ことで恐れられていました。

誰が見たのか、河童の体格は子供のようで、全身が緑色をしていて、頭のてっぺんには

丸い皿がついているのだと言われていました。

そのお皿は円い形をしていて、いつも水で濡れており、皿が乾いたり割れたりすると死

んでしまうのだとも言われていました。口は短いクチバシのような形をしていて、背中

には亀のような甲羅を背負っていて、手足には水掻きがついているので、泳ぎは早いの

だと言い伝えられていました。

見たこともないのに、河童には肛門が3つあり、傍によると生臭いと、まことしやかに

いう人もいて、子供たちは川で遊ぶときには注意されなくても、流れの速いところや深

いところには近づかないようにしていました。

昔の大人たちは野良仕事が忙しくて、子供たちと一緒に遊ぶことができませんでしたか

ら、子供たちが自分で気を付けるようにさせるためには、いろんな知恵を働かせたのだ

と思われます。

スポンサーサイト




コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 気づけばそこは幸せの世界. all rights reserved.