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東京裁判と石原莞爾
ネット上で読んだ記事であるが、おそらく事実であろうと確信する。

東京裁判において、なぜか石原莞爾は戦犯として裁かれなかった。
どちらかと言えば、連合国側は石原を法廷に出廷させることを、極力避けようとしたようにも思える。

石原莞爾といえば、関東軍1万の兵力で、近代兵器を備えた張学良軍22万の大軍を打ち破り、満州国を建国に導いた希代の軍略家だった。
病気療養中の石原完爾を尋問するために開廷された極東国際軍事裁判『酒田臨時法廷』には、リヤカーに乗って出廷したという。

終戦後の昭和21年某日、極東軍事裁判所の検事が石原を訪ねた。聞きたいことがあるなら、そちらが来いと言って自分が出向くことはなかった。
石原は、のっけから「自分が参謀総長なら敗戦していなかった。その時は君達が我々の前でペコペコしていたろう。」と言ってのけたという。
検事は、戦犯の中で暗に第一級に値する戦犯を模索していたので、誰がそれに該当するかと尋ねると、石原は即座に「トルーマンだ」と応えた。
検事が「米国大統領の事か」と聞くと、「そうだ」と答えた。 
検事:「何故か?」
石原:トルーマンがまいたビラの「もし日本人が軍人と共に協力するなら、老人子供、婦女子を問わず全部爆殺する」としたことを指摘し「これは何だ、国際法では、非戦闘員は爆撃するなと規定がある」
検事:「あれは脅しだ」
石原:「米国はこのビラの通りB29が軍需工場でない所、戦闘員以外の民衆すべてを爆撃したではないか。更に広島長崎に原子爆弾を投下した。一体どうしたことか。トルーマンの行為は戦犯第一級だ。考えて見ると一国の大統領ともあろう者がこんな野蛮行為を敢えてし、しかも恬として恥じない。こんな者を相手に戦争した我々が恥ずかしくてしようがない。賠償は払うが我々はその倍の賠償を逆に要求したい。」
更に続けて、「日本の罪を何処まで遡るのか?」
検事:「日清、日露まで遡りたい。満州事変の根源はそこまであるからだ。」
石原:「よしわかった、そんなに遡りたいなら、ペリーを呼んでこい。」
検事:「エッ、ペリー?」
石原:「自国のペリーを知らぬのか?我々は徳川時代から鎖国で、台湾も満州も不要であった。ペリーがやってきて大砲でおどかして門戸開放を迫り、自ら侵略のお手本を示した。日本も何とか生きる方法を考えないといけないから米国を大先生として泥棒の侵略を習い覚えたのだ。その元凶はペリーだ。彼を戦犯としてはどうだ?」

ある時石原は検事に「東京裁判を見るに、東条を初めとして何れも権力主義者で権力に媚び時の勢力の大なる方について甘い夢を見ていたものばかりである。莫大な経費をかけて世界のお歴々が国際裁判にかける値打ちがあるものは一人もいないではないか。」
検事:「全く同感です、ジェネラルのいう通りです。」
石原:「ホウ、君もそう思うか、米国は戦争に勝って今は世界の大国である。こうした価値の無いものを捕まえて裁判したとあっては、後世の笑いものになる。米国の恥だ。裁判をやめて早速帰ったほうがよろしい。」
別のある時、ソ連の参謀将校が石原の病床にやってきた。そして石原の天皇に対する信仰を嘲笑した。怒った石原は「そう言う自分はスターリンを神様のように信仰しているくせに、他人の信仰を嘲笑うような下司な馬鹿野郎とは話をしたくない。即刻帰れ!」と大喝した。参謀将校は完全に威圧された。さんざんに泣きを入れてやっと話をしてもらった。
石原はにわかに笑顔をつくり「ソ連は芸術を尊ぶか?」と聞いた。
将校検事;「ソ連は芸術を尊ぶ国である。」
石原:「芸術は信仰だ。そうではないというか。第一、君達はスターリンと言えば絶対ではないか。スターリンの言葉には一切反駁も許されないではないか。絶対なものは信仰だ。どおだ、分かったか。自分自身が信仰を持っていながら他人の信仰を笑うような馬鹿には用が無い、もう帰れ。」厳然と言い放つと、それっきり口をきかなかった。
翌日は、極めて丁寧でにこやかな態度の参謀が訪れた。
昭和21年東北の酒田で極東軍事裁判の特別法廷での石原のみへの出張尋問である。
石原:「満州は自分にすべての責任がある。なぜ自分を戦犯にしないのか。」後に検事が石原に対してつまらぬ尋問してすまなかったと言い、また、多くの外国記者団が「日本はどうしてこのような優れた人を採用しなかったのか」と言ったのだという。
将軍の悠揚迫らざる威容、正々堂々として自ら戦犯なりと言明して捨身で危地に突入してくる信念の強固さ、勇猛無比の豪快なる態度、誠実さは、裁く側・裁かれる側、敵味方、民族の別を越えて人の真心をを打った。
UP、APの記者が将軍のご意見を拝聴したいといってきた。外国新聞記者も判検事も日本にきて、日本人は権力者に対しては心にも無いお世辞をつかって嘘をいうが、このジェネラルだけは全く嘘なしで底知れぬ大人物だとして好意を抱いていた。
外人記者が質問する。トルーマン大統領をどう思うかと聞くのに対し、
「トルーマンは、政治家の落第生だ。」「どうしてか?」「政治家と自称する以上、目先が利かなくてはならない。明日、明後日を洞察してテキパキ手を打つのが政治家というものだろう。・・中略・・早い話が戦争の土壇場になって、させなくてもよいのにソ連に参戦させて鳶に油揚げをさらわれた図など世界史的な大笑話となって、恐らく後世に残るであろう。おかげでアジア諸国こそいい迷惑だ。ルーズベルトにしても似たりよったりだ。B29はドイツも完全に破壊した、全世界至る所で民族的国家的なトラブルを起こしている。こんな目先のきかない政治家は見たことがない。政略方面は落第生だ。」
記者連中はジェネラルの言う通りと言い大笑いした。
また、「ジェネラルはマッカーサー軍政は大失敗であると言うが、如何なる点でしようか?」と問う。
石原将軍曰く「その第一は、敗戦国の精神を侮辱していることである。腕力の強い奴が腕力の弱い者より精神がすぐれているなどと言う理屈はない。日本には日本のすぐれた精神がある。マッカーサーは敗戦国の精神を侮辱し民主主義を強要しているではないか。勝った国が負けた国を奴隷扱いするということは大きい誤りである。
プロシアの宰相ビスマルクは、参謀総長のモロトケ将軍にフランスに最敬礼を要求しようとした。モロトケは〔勝者は敗者の身になって考えてやるべきで思いやりが大切であります。降伏した上に更に最敬礼を要求して敗者に侮辱を与える事は、道をわきまえたもののする事ではありません〕と建言した。
近年聞く処によると国民は寒さに飢えている、死人も出ている。列車では子供が押し潰されているのに進駐軍だけがガラ空きの汽車だ。
どうだ、これが君の言う民主主義なんだ。日本軍が占領地でとった態度もこれほど酷いものではなかった。満州は結果的に遂に軍人と官僚とによって誤られ、今日侵略者としてレッテルを貼られている。
失敗の原因は中国人の嫌う中国の好漢を使ったことである。彼らは軍を背景にして私利私欲をはかった。中国から見れば全く笑止の沙汰である。日本に対する不信軽侮の原因もここにあった。マッカーサーのやっている事も日本軍の失政と寸分変わらない。
・・と滔々と批判し、声を大にして石原が言っているとマッカーサーに伝えるがよろしい。記者たちは石原の思い切った発言に驚嘆した。

石原莞爾が法廷の場に立つことになった理由は、東条英機を間違いなく死刑にするためであった。石原莞爾と東条英機は、仲が悪かった。悪い証言を引き出せると踏んでいた。
裁判長:「石原さんは、東条英機と思想上の対立があったようだが・・・」
石原莞爾:「ない」
裁判長:「そんなはずはない。東条英機と対立していたはずだ」
石原莞爾:「ああ、対立はしていた。しかし、思想上の対立はない。私には少なからず思想というものがあるが、東条のバカには思想なんてないからね」
と言い切った莞爾に、これならいけるって考えた裁判長が、最後の質問をしますと言って、いちばん聞きたいことを聞いた。
裁判長:『あなたは、この戦争でもっとも罪深い戦争犯罪者は誰と思いますか』
明らかに東条英機と答えてくれると信じていた裁判長に、莞爾はハッッキリ答えた。
『それは、アメリカ大統領トルーマンである。罪のない人間を、原子爆弾で殺しまくり、20万人も殺して、それが正義だと言えるのか』
裁判長は、裁判記録の削除を命令して、裁判終わった。

数年後、8月15日の終戦記念日に石原は死んだ。


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私が書いた小説 
ある日突然、頭に「これを書け」という声が響いて書き始めた小説「夏風越の(なつかざこしの)」は、書き始めてから年月がかかった。
どう書き進めるのかは、降りてくるお告げに従ってのことであるから、一気に何ページにも及ぶこともあれば、何か月にもわたって一文字も書かないということもありました。
幕末から現代に生まれ変わって、超常現象を介して話しが進むということなのですが、何かが時々降りてきて言われる通りに少しずつ書き進め、2018年10月10日、第12部の後、最終章をまで書き終えました。長きに亘り有難うございました。

小説は、こちらでお読みください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887709936/episodes/1177354054887713218


童話 「トイレの神様」・「お祖父ちゃんの神様」・「鬼切丸」・「昔ばなし」・「麦の命」・「猿酒を飲んだ天狗」・「狐のお嫁さん」・「花を摘んでいた少女」ほか、幼児に読み聞かせるのに良さそうなお話を書いています。
http://www.kng2321-cbs.com/natsukazakosino530.html

小説も童話も、カクヨム 百神井応身(シャクジイオウシン)で検索してみて下さい。
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