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旅も登山も風景や花があって、幸せを感じます。豊かな気持ちになれます。

「夏風越の」外伝 井伊左門 2

井伊の家の前の庭先は、子供たちの遊び場に解放している。武士も町民も百姓もない。仲良く

遊ぶことを約束事にさせている。それを身分柄を弁えずと眉を顰める向きがないわけではない

が、表立って苦情を言ってくる者がないのも、井伊の人柄であった。

子供たちの揉め事は、井伊が現れるだけで自然に治まる。今日も、立ち返ると、子供たちが周

りに群れてきた。「おじちゃ~ん」というのに「おじちゃんじゃなくてお兄ちゃんじゃ。」と

言いつつ「どうした?」と尋ねた。

「またいつもの意地悪鳥が、小鳥を苛めているんだよ。」子供たちが小石を投げても届かない

位の距離にいるから追い払えない。

「おじちゃん、いつものやつやってよ。」というのに「そうかそうか。」と答えながら、右手

で手刀を作り軽く構えた。鳥に向かって無言の気合いと共に手を振ると、その意地悪鳥はバタ

バタしながら地上に落下した後、慌てて飛び去った。命を取るほどのことをしないのは、いつ

ものことであった。

 人は大自然の中にいて、自分に都合の良いことばかりを大して感謝することなく取り入れる。

自然の猛威というのはいつでもついて回っているのだが、見ないふりをしていて、いざその災

害にあうと不条理なものとして嘆く。

 陰も陽も一体のものだとは考えず、不都合なものは避けて通る。誰もが自分でできるかぎり

のことを担えばよいのだが、それはしない。

 人が避けることを負担するのは、結局それができる人が人知れずそっとしていることになる。

それは、天に対し畏まることができるかどうかによる。井伊とは、そんな男であった。

 

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身近にある最大のパワーストーンで、気づきの体質になる。

 

できることは有ります。何でもそうですが、やってみると今まで見えなかったものが見え、解らなかったことが解ってくるものです。早くやれば良かったと、やった人は言います。

 

なぜ、自分で墓石クリーニングをすると良いのか

http://www.kng2321-cbs.com/why%20cleaning%20.htm

 

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小説 「夏風越の(なつかざこしの)」 

幕末から現代に生まれ変わって、超常現象を介して話しが進むシリーズ。

http://aa3take.web.fc2.com/syortstory1.html 

 

動いて気づけば潜在意識につながり幸せ

旅行・登山・お出かけから得た幸せ日記

http://a2take70.blogspot.jp/

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