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小説「夏風越の」外伝 福島与五郎 1

 武家は「弓馬の家」とも呼ばれ、武士は「弓矢持つ身」と称した。戦場にあって武功をあげ

ることを「弓馬の誉」とする如く、弓術と馬術は武士の能力そのものともされた。

 弓は、古くは桑・梓・檀(まゆみ)などを削って作られたが、木の外側に竹を当てることで

強度と性能を増し、弓の幹の割れを防ぐ為に麻糸や藤を巻き漆を塗るなど工夫が凝らされると

共に美的外観も備えるようになった。

 矢も、弓と共に進歩した。矢竹は、矢箆竹(やのちく)を使い、矢羽は鷲・鷹など猛禽類の

羽を使うのを最良とするが、高価であることから、白鳥や鳶も使われた。

 弓矢は、武器というより神器の色合いが濃い。弓矢の威光をもって魔障を払う。鳴弦(めい

げん)は、弓に矢を番えないで弦だけを鳴らして悪魔や妖気を打ち払うことであるし、引目は、

鏑矢を引き放つときの高い音で、同様の効果が得られるとされていた。

 弓の稽古は、作法がことのほか重要視されるのも、そんなあたりにあるのかも知れない。

 元善光寺の矢場にて奉納される金的を射る催しも、的に命中させることのみを争うものでは

ない。全射命中すれば、確かに名誉なことではあったが・・・

 福島は、およそ神仏に恃むということをしない。何時の頃からか、頼んで甲斐があるものと

は思えなくなっていた。外に求めなくとも、内にそもそも備わっているのではないのか?内に

ないものは、気づくこともできねば得ることもできない。あくせく欲をかくから、それを削り

出すことができない。大らかに素直にしていれば、機に応じて顕れるものだと思っている。

生きてあるうちは、自らが楽しくあらねばならない。そう思うにつけ、歯を食いしばって修

行するというようなことをしないで済む工夫をする。合理的なのである。

よりどころを外に求めるのは身勝手に過ぎるとして、己ができることに全てを尽くそうとして

はいるが、それであって尚、己が身内から引き出せるものは、求めれば無尽蔵なのだとも感

じている。それができないとしたら、まだ理解できない力の働きがあるということであるとし

て、それが現れるのを待つのみだと思っているのである。

 

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動いて気づけば潜在意識につながり幸せ

旅行・登山・お出かけから得た幸せ日記

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