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幻の名作「ホドロフスキーのDUNE」 失敗と名のついた成功物語
 まぼろしの名作、という言葉があります。結局、世に出ることはかなわなかったのですが、出ていれば不朽の名作としていつまでも人々の心に残ったであろうと、だれもが推測し、否定しない作品のことです。世に出ることを成功というなら、出られなかったことは失敗と呼ぶべきでしょう。しかし、失敗という選択もあるのだ、とこの人はいいます。14日に公開となったドキュメンタリー、フランク・パヴィッチ監督作品「ホドロフスキーのDUNE」に登場する、チリ出身の映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーです。

 1929年、ロシア系ユダヤ人の子として生まれたホドロフスキーは、12歳のときにチリの首都サンティアゴへ移住して、サンティアゴ大学に入学、心理学、哲学を学びました。マルセル・カルネ監督の映画「天井桟敷の人々」をみて、パントマイムの世界にのめり込んだそうです。やがて大学を中退し、フランスを放浪、メキシコにも渡って「ファンド・アンド・リス」「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」といった、いずれも前衛的な映画を製作、発表していきますが、本作品で取り上げられたまぼろしの名作「DUNE」は1975年、アメリカの作家フランク・ハーバートの同名のSF小説(邦題は『デューン/砂の惑星』)の映画化を狙って企画が立てられたものでした。

 後に花咲くジョージ・ルーカス監督「スターウォーズ」シリーズなどの宇宙ものSF作品に多大な影響を与えたといわれる「DUNE」とはいったい、どんな映画になるはずだったのでしょうか。出演や協力の交渉に成功したのが画家のサルバドール・ダリ、ミュージシャンのミック・ジャガー、ロックグループのピンク・フロイドほかといった異色な面々だったことも驚きです。これほどユニークで、傑作の予感をはらんでいた映画が頓挫するしかなかった理由をあれこれと考えながら、失敗と名のついた成功物語に勇気をもらう人も多いはずです。(宝田茂樹)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140614-00000535-san-movi
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